結婚相談所のプロフィールは正確に!悪気はなくても詐称になる

自分のありのままを認めて受け入れてくれるパートナーとの出会いは、結婚ではなくてはならないものですし、幸せな家庭を築いていく中でもかけがえのないものですよね。しかし、結婚相談所がきっかけとなる出会いでは、プロフィールが第一印象ともなり、デートにつなぐことができるかどうかのカギともなりえます。今回は、詐称された偽りのプロフィールの見抜き方や、婚活成功につながるプロフィール作成のポイントなどをくわしくご案内していきたいと思います。

自分のプロフィールごまかしてない?

婚活のスタイルにも、さまざまなものがありますよね。合コンなどの出会いがきっかけとなり結婚されるカップルもいらっしゃいますし、街コンなどの婚活パーティーがきっかけとなった夫婦などもいらっしゃることかと思います。中でも最近は、王道中の王道とも言える結婚相談所での出会いから始まり、見事ゴールインし幸せな結婚生活を送っている友人や知り合いがいるという方も増えているのではないでしょうか?

職場や友達の紹介などのリアルライフでの出会いでは、その人の見た目の印象や一言を交わした印象などが第一印象となりますが、結婚相談所での出会いでは、まずはプロフィールでの紹介となることが一般的ですので、そこに書かれている情報がその人の第一印象を決めると言っても過言ではありません。きちんとしている結婚相談所ではなかなか職業や学歴などを詐称することは難しくなっていますが「自分をよりよく見せたい」「多くの結婚相手の方に出会うチャンスが欲しい」などというピュアな思いから、ついつい軽い気持ちで上乗せした年収で会員登録してしまったり、喫煙者なのに非喫煙者と偽ってしまったりということもあるかもしれません。

自分へのプラスとなるかなと思って詐称をしてしまうプロフィールでも、後々本当のことが相手にばれてトラブルとなってしまう可能性もありますし、場合によっては信用に値しない人」「口ばっかりの人」などと、逆に致命的な印象を植え付けることとなってしまう危険もあります。真剣に結婚を考えているなら、プロフィールの脚色はNG。偽りの自分ではなく、本当の自分自身で素敵な出会いを手に入れることができるようにしたいものですね。

嘘のプロフィールを見抜くコツとは?

システム上、どうしても会員の間に公開されるプロフィールや登録した際の情報がそのまま紹介率につながる面がある結婚相談所。より多くの出会いを得たいからと、悪意のない小さな詐称をしてしまっている方も、中にはいらっしゃるかもしれません。しかし、意図的に年齢や職業などを詐称している方がいないとは言い切れません。初めてのデートで顔を合わせることを考えた際や、実際に交際を始めようと考える際にも、やはりプロフィールに偽りがある方がお相手では、いろいろ不安を感じてしまいますよね。

悪気がない方の場合は、何回目かのデートなどで本当のことを打ち明けてくれることもあるかもしれませんが、そうでない方の場合は、もしかしたら結婚後にも真実を話してもらえない可能性などもあります。また、結婚をしたとしても、将来に影響を及ぼす大きなトラブルへとつながってしまうことなどもあるかもしれないので、できるだけ早い段階で、嘘を見抜くようにしておきたいものです。

嘘を見抜くためのコツは、とてもシンプル。例えば、年収に関しては職業や役職などを詳しく聞いてみるという方法もありますし、学歴に関しては大学時代の話を聞くなどという方法もあります。喫煙や飲酒などの嗜好に関する嘘は、デートで訪れるレストランでの振る舞いや衣服の匂いなどからも比較的見破りやすくもありますし、カジュアルに聞いてみると案外と本当のことが聞ける可能性も高い嘘と言えるでしょう。ほかには、もとから信頼できる結婚相談所を利用することもポイントになります。

出会いを呼ぶプロフィールの作成術

結婚相談所で素敵な出会いを獲得するためには、プロフィールを詐称せずに真実を記載することはもちろんのこと「この人に実際に会ってみたい」と思ってもらえるように、自分のアピールポイントを活かしたプロフィールを作成することがポイントとなります。例えば、自分が今はまっているものや趣味などを記載する場合も、1個ではなく、3個~5個程度書いておくと、より多くの方から興味を持ってもらいやすくなります。また、食べるのが好きという方なら「カフェ探し」や「ご当地グルメ旅」などの言葉の使い方次第でも、2人のデートプランを連想させ、高感度アップを狙えます。

また、自分の性格やお相手への希望を書く際にも、独りよがり感のあるプロフィールでは、マイナス要素を強めてしまう恐れもあります。短所や結婚相手への条件なども、書き方にちょっとした工夫を加えるだけで、重過ぎずカジュアルにすることができます。自己PR欄などにも結婚への意気込みを書くのではなく、自分が結婚へ望むことをシンプルな形で書いておくとよいでしょう。

プロフィールに頼らず人を見る目を養う方法

婚活で幸せな結婚を目指すには、結婚相談所などで見ることのできるプロフィールや肩書きなどで人を判断するのではなく「人を見る目」を養い、その人自身を見極めることを常日頃から意識しておくことも大切になります。近い将来、子どもを授かりたいと願っている方の場合は、子どもの成長を見守る上でもとても大切なことでもあります。そして、婚活以外の人間関係を構築していく上でもとても大切なことになりますので、是非意識してみてはいかがでしょうか。

また、プロフィールという情報以外に、どうしても人の容姿やファッションセンスなどを重視してしまうという方も、少なくないのではないでしょうか。心理学でも、人の容姿や身だしなみなどによる第一印象から与えられる影響が大きいことがわかっていますし、確かに、感覚や直観などから得る印象がその後も役に立つということもあるかと思います。しかし、人生のパートナーとなるべき人に巡り合うためには、時には自分の「好み」ではない方を知ることも大切ですし、今までの交際相手と違う要素を持つ方を知ることも大切です。

本当の意味で人を見る目を養うためには、自分自身を見つめ直してみることもおすすめです。自分自身をもう一度よく知ることで、結婚相手に求めるべきものが明確になってくる場合もありますし、過去の経験から学べる部分も多くあるのではないでしょうか。

まとめ

結婚で大切になるのは、人と人との縁。結婚相談所では、自分が理想とする結婚相手としての条件にマッチする方を紹介してくれるという大きなメリットがあります。しかし、人と人との出会いは、データだけでは測ることはできない部分も多くありますよね。時には理想の条件とは少し違う方が、かけがえのない人生のパートナーとなる場合もあるはずです。詐称のあるプロフィールに騙されないようにすることも大切ですが、プロフィール以上に魅力のある自分を目指すことも大切なことです。今回ご紹介したことを、幸せな結婚だけではなく自分のこれからの人生のために、改めて結婚などについて考えるきっかけにしていただければと思います。