利用するときには要注意?結婚相談所の疲れるエピソード

婚活をしたことのある方の多くは、疲れてしまった経験があると言います。誰もが婚活を始めたらスムーズに理想の相手と出会える訳ではなく、根気が必要になるのが婚活です。

時にはストレスに思ってしまうこともありますが、挫折することなく素敵な出会いを目指していきたいですよね。相談所で想定されるストレスの元を事前に把握しておくことで、いざ自分がそのような状況に陥った時に冷静でいられる可能性も高くなります。

そもそも相談所は自分には合っていないかも、とご自身にとってベストな婚活方法を選択する助けにもなります。このサイトでは結婚相談所に入会をするか迷っている方に向けて、参考になるような情報をお伝えしていきたいと思います。幸せな結婚生活に向けて、今から前向きに行動を起こしていきましょう。

探すのが大変

あなたの婚活をサポートしてくれるサービスは、婚活パーティーや合コン、結婚相談所などたくさんあります。中でも結婚相談所は最近の婚活ブームに乗ってかなりの数があり、サービス内容も会社によって大きく異なります。

親身になって相談に乗ってくれる小規模の会社から、多くの会員数がいる代わりに登録者が積極的に活動を行なう大規模の会社など、希望する婚活スタイルに応じてそれに適した相談所を選ぶことが大切です。

一度入会したものの相性が合わず、また新たな相談所に登録するとなるとお金も労力もかかり、途中で挫折してしまうことにもなりかねません。

また、相談所に登録してからの活動も地道で苦労したという感想を持たれる方が多いです。様々な登録者の中から理想の相手を探すには、まずは多くのプロフィールから情報を集めてチェックしていく必要があります。

またいくら自分が相手に興味を持ったとしても、相手から興味を持ってもらえないことにはその先に進むことができないため、マッチングのタイミングを待つことに苦労するかもしれません。探すことと探してもらうこと、どちらに関してもある程度の時間は覚悟しておくことが大切です。

不安が募る

婚活には正解がありませんし、運やタイミングとも言われています。相談所に登録してからすぐに出会いがありそのまま結婚とスムーズに進む人も中にはいますが、多くの方は様々な人と知り合いながら関係性を作り、経験値を上げていきます。

そんな中で、周りのうまくいった人のエピソードや同性会員の素敵なプロフィールを目にする機会が多くなればなるほど、自分に対する自信をなくしてしまい不安が募ってしまいます。

これが最終的にストレスとなり今後婚活を続けていくモチベーションを保つのが難しくなってしまうどころか、会社や友達同士の人間関係にまで不安を抱いてしまうというケースもあります。

周囲の人を参考にするのは良いですが、人と自分を比べてしまうとせっかくの個性も台無しになってしまうので、しっかりと自分と向き合いながら行動する意思が大切です。

本来、将来の自分の幸せな人生のために始めると決めた婚活がストレスになってしまったのでは本末転倒ですよね。ある程度の勢いも大事ではありますが、気負わずタイミングを待つという楽なスタンスをできるだけ心がけることでそれが精神的にもプラスに働き、その方が意外とうまくいったりするものです。

そうだとわかってはいても、なかなか行動をとることが難しいのが婚活ですが、そんな時に頼りになるのが相談所のコンシェルジュです。あなたの婚活に対する悩みを親身に聞いてくれて、適切なアドバイスをしてくれる心強い存在とも言えます。

心が折れがちという方は、コンシェルジュとの相性がいいところやコンサルタントの質が高いところを選ぶことで、前向きに行動することができるでしょう。

毎度同じパターン

婚活を成功させるためには根気が必要です。早い人では婚活を始めて数ヶ月で結婚という人もいますが、一般的には半年、1年以上かけてゴールインとなるパターンが多いと言われています。それまでの間に様々な人と出会い、お付き合いする人もいればお付き合いまで発展せずに終わったりと、失敗を繰り返しながら経験を積んでいきます。

色々な人と会うということはそれだけ初対面の人と接する機会が多くなるということなので、初めての人とのメッセージのやり取りや会話は、大抵似たような会話からスタートします。

1人の人と長く続けばそれだけ会話の内容も濃いものになっていきますが、この人とはちょっと違うなと違和感を感じてお別れをした場合には、また初めからの出会いがスタートする訳です。

お相手によってデートの内容は違って当然ですが、これまでデートを頻繁に行なう生活に慣れていない場合などは、いつもと違う日常に少し疲れてしまうこともあります。

またよくある傾向として、同じような人を好きになってしまい同じようにうまくいかないというパターンです。好きになる人のタイプを無理矢理に変える必要はないのですが、同じパターンで失敗しているということは自分自身の考えや性格が根本的に変わっていないため、何度チャレンジしてもうまくいかない場合が多いことは予想できます。

それに気づかずに毎回ヘコんで疲れてしまってはいつまでも幸せを掴むことはできません。失敗の経験から学びを深め、自分を高めながら心地の良い関係性を作っていくという努力も大切です。

お金がかかる

結婚相談所に登録すると、初期費用や継続費用など、意外と大きな金額がかかってきます。入会金、登録料、月会費、お見合い料、成婚料が一般的な相談所で設定されている料金です。

中には入会金が無料のところもありますが、会員数が少なかったりサービスがあまり充実していなかったりと、せっかく始めたのに思うような成果が出なかったということも有り得ます。

成婚料も数万円のところから20万円ほどかかるところなど様々ですが、なかなか高額な価格設定です。しかし、このような価格設定がされている相談所は結婚が決まったら会社に大きな利益が生まれることになり、コンシェルジュが会員を成婚に繋げられた場合にインセンティブが発生する仕組みを取っていることも多いため、自然とスタッフのモチベーションが高まり結果的に良いサービスを受けられることも多いです。

また、相談所で設定されている価格以外にも必要な投資もあります。相手に会う時の交際費、洋服やアクセサリー、コスメやエステ代など、絶対ではないですがこのような部分にも気を抜かずに努力することで少しでも成功への道に近づけることができます。

節約した婚活は引き寄せる人も同じような人になる場合が多く、イメージしている相手に会うことができないと嘆く結果になってしまってもおかしくありません。

早く結婚したい!という人はそれだけ早いスパンで多くの人と会う必要がありますし、中には同時進行で様々な人と会うという方法もあるため、そうなるとそれだけかかる金額は増えていきます。

お金をかければ結婚できるという訳ではありませんが、それなりに投資をすることも婚活で理想の相手に出会うためには検討すべきポイントです。

婚活に疲れたらどうすればいいですか?

少し休む

婚活に限ったことではありませんが、疲れたらまずは少し休むことはとても大切です。婚活のことで頭がいっぱいになってしまうと、気持ちばかり焦ってしまい、いくら頑張っても結果の出ない、空回りの状態が続いてしまいます。

長い人生、少しぐらい休んでも全く問題はありません。思い切って婚活をお休みし、いつも頑張っている自分にごほうびの時間を与えてあげてください。

会社勤めの方は有給休暇などを使って上手にリフレッシュしてみてください。友達や家族と旅行に出かけたり、習い事や趣味の時間を持ったりしてみてはいかがでしょうか。あるいはボランティアに参加したり、新しいことにチャレンジしたりするのもよいかもしれません。

リフレッシュの時間を持つことで、疲れてへこんだ心が少しずつ丸くなってくるのを感じられるはずです。

婚活セミナーを受けてみる

婚活セミナーに参加することの最大のメリットは、「自分に足りない部分を教えてもらえる」という点です。婚活には自分を上手にアピールする力が必要ですが、口下手な人や緊張しやすい人にとっては、ハードルが高く感じてしまうことも少なくありません。婚活セミナーでは、自己PRの方法やデートを成功させるための会話のテクニックなど、実践的なテクニックが身につきます。

また、立ち居振る舞いなどのマナーを学べるセミナーもありますので、自分磨きにはもってこいです。マナーに自信がないという方は、ぜひ参加してみましょう。美しい所作や正しいマナーを身に着けることは、婚活だけでなく、今後の生活にも大いに役立つはずです。

さらに、婚活セミナーにはファッションやメイクと言った外見をブラッシュアップするためのセミナーも用意されています。外見が変わることで自分では気づかなかった新たな魅力に気づくことができます。第一印象が重要な婚活においては、ぜひ受けておきたいセミナーだと言えるでしょう。

そして、婚活セミナーに参加している人同志、悩みを打ち明けあったり、情報を交換したりすることも可能ですので、「疲れているのは私だけじゃないんだ」とほっとするかもしれません。また、自分に自信が持てることで改めて前向きな気持ちで婚活を再開できるはずです。

条件を見直す

婚活に疲れたら、お相手に求める条件を見直してみることも大切です。「ルックスもスタイルもよくて、優しくて、高学歴で高年収でスポーツ万能な人」など、なるべく条件の良い方と結婚したいと思うのは無理もありませんが、すべてが完璧な人などこの世に存在しません。あれもこれもと欲張りすぎていないか、一度立ち止まって考えてみることが必要です。

これまでの希望条件に無理がないか一度確認してみてはいかがでしょうか。「これだけは譲れない」、「これは、あればベター」、「なくても可」という3つのランクに分けて条件を整理してみましょう。うまく整理できない場合は、結婚相談所のカウンセラーの方に相談したり、既婚者の家族や知人に相談したりしてもよいかもしれません。条件を洗い出すことで、改めてあなたがお相手に求めているものが明確になり、婚活がスムーズに進み始めるはずです。

相談所を変えてみる

婚活に疲れたら、結婚相談所を変えることも考えてみましょう。お相手も相談員の方も変わりますので、新たな気持ちで婚活を再始動できます。お相手が変わることで、新たな出会いがあるかもしれません。

また、これまで自分でお相手を検索する「データ検索型」がメインの相談所に登録していた方が、仲人さんを介する相談所に変更することで事態が好転する場合も多くあります。もちろん、その逆の場合もありです。システムが変わることにより、新たな出会いが生まれる可能性がありますので、思い切って相談所を変えてみてはいかがでしょうか。

婚活に疲れやすいタイプってありますか?

ある結婚相談所の調査によれば、婚活をしている人へのアンケートで「婚活疲れを感じたことがある」と答えた人は、何と71パーセントにも上るそうです。では、婚活に疲れやすいタイプとはどのようなタイプの人なのでしょうか。婚活疲れしやすいタイプは3つに分けられます。

婚活への覚悟がいま一つ足りない人

中途半端な気持ちで婚活を続けていると、婚活疲れが起こりやすくなると言われています。例えば習い事などをそれほど興味がないのに始めてしまった場合はすぐに飽きて、ルーティーンに疲れてしまうのと似ています。

恋愛したくて婚活をしている人

恋愛対象としてのお相手を探すのと、一生のパートナーとしてのお相手を探すのでは、そもそも絶対数が違います。明らかに後者の方が出会いの機会が限られてきますので、「全然出会いがない」とへこんでしまうことが多くなります。

頑固な人

頑固というのは、ある意味自分の意思をしっかりと持っているということですので、一概に悪いことではありません。仕事などではかえって有利になることもあるでしょう。しかし、婚活に限っては相談所の方の意見に全く耳を傾けない、自分の理想を押し通そうとするといった頑固さが際立ってしまうと、当然成功率が下がりますので、婚活疲れにつながってしまいます。

まとめ

本来前向きな気持ちで行う婚活ではありますが、今回はあえてマイナスポイントをご紹介してきました。希望や期待を抱いて始めてみたけれどイメージと大きく異なることによって挫折してしまう人が出てしまうのは悲しいことです。活動を続けていく上で疲れてしまうのは多くの人が経験することでもあるので、そのような時に自分だけではないんだと思う強い気持ちが大切です。運やタイミングとも言われる婚活、あまり肩の力を入れすぎないスタンスが逆にチャンスをつかめる秘訣かもしれません。