結婚相談所でプロフィールはとても重要!

結婚相談所に登録した後に行うステップとして待っているのがプロフィール作成。改めて自分のことを詳しく紹介するシートとなると記入箇所も多く、大切なのはわかっているものの、ここまで必要なの?とちょっと面倒に思ってしまう節もあるのではないでしょうか。もちろん隅から隅まで完璧に埋めている人が必ずしも成功するという保証はありませんが、自分らしい、相手に雰囲気が伝わるような内容を公開することは、今後の出会いを左右することにもなるポイントです。このサイトでは、自分にぴったりのプロフィールを作成するポイントをお伝えしたいと思います。

プロフィールはスタート地点

相談所での出会いは、よほどの奇跡でない限りは他人との関わりからスタートするのが一般的です。自分を相手に知ってもらい、興味を持ってもらうためには、まずは自分を理解してしっかりアピールできることが大切です。就職活動などで自己分析を行った方も多いかと思いますが、婚活でも同じように自分を客観的に分析することで、短所も長所も含めて相手に伝えられるようになります。

相談所でのプロフィールでは、就職活動で言うところの「書類選考」みたいなものです。実際に面と向かって会うまでは、相談所が用意してくれるたった1つのフォーマットから、写真によるイメージ、性格、興味のある分野などを推測します。逆に言えばそれでしかあなたと言う人のパーソナリティーを知れるきっかけがない訳です。そのため、相手を探している人にとってはそれがいかに貴重な情報源というのがお分かりいただけるのではないかと思います。

細かいことを言うと、項目ごとの内容だけでなく、書き方によっても微妙にその印象は変わります。例えば趣味の欄があったとします。「食事」と書く場合と、「おいしいものを食べること」と書くのではその人に持つ人の印象は少し違うのではないでしょうか?前者の場合は少し真面目な人なのかな?栄養を考えた料理をするのかな?など、後者の場合は話題のスポットが好きなのかな?などと若干捉え方が変わるのではないでしょうか。

どのように書かなければならないというような決まりはもちろんありませんが、書き方による人の印象と言うのも意識しながら作成すると、あなたのイメージ通りのアピールができるようになります。

しっかり自分をアピールできる

自分をアピール、これが1番の目的ですね。相手に自分を知ってもらい、マッチングを測るためにはどんな人なのかを様々な側面から伝えることが大切です。直接顔を合わせて話をしながら知り合うことができないので、その分それぞれの項目に対してどう記入していくかがその人のイメージを作っていきます。

このフォーマットを通して伝えられることは様々な事柄があり、主には基本的なバックグラウンド、性格、趣味、結婚生活に対するイメージなどがあります。実際に会話をしながらアピールすることはもちろん可能ではありますが、事前にバックグラウンドを伝えておくことで、いざ会う時にも安心感がありますし、もし緊張してしまって上手く話せなかったとしても、事前に記入した内容が話題の切り口になったり、フォローになったりと何かと役立つ場合があります。

条件を伝えられる

自分の雰囲気を相手に伝えるという意味の他にも、自分の求めている相手に対する条件をさりげなく伝えられるツールにもなるのがプロフィールの役割でもあります。

相談所のオリジナルのフォーマットはそれぞれ違いがありますが、例としてほとんどのフォーマットの項目として存在する趣味の欄を例に考えてみましょう。「ドッグランで犬と遊ぶこと」と書いた場合、さりげなく相手にも動物好きを求めているといったことをアピールするツールにもなります。また、逆にこのような表記をしておくことで、アレルギーのある方や、ペットとの生活を求めていない人にとってはイメージと異なるため、ほとんどの場合関係がスタートすることはないでしょう。

いざ会ってみたら価値観が違ったとか、気は合うけど大好きなペットを諦めざるを得なくなってしまったということにはなりにくいので、お互いにとってよりスムーズな出会いを進めることができると言えます。

イメージが湧きやすい

誰もが初めのステップとして作成するプロフィール、埋めるだけであれば比較的簡単ですが、どう埋めるかによって相手にイメージを持ってもらうことができ、そして興味を持ってもらえる可能性が高まります。

ここでも趣味の欄を例に挙げてお話ししたいと思います。趣味の欄に「映画鑑賞」と書く場合と「アクション映画鑑賞」と書く場合、当然相手に与える印象が変わりますよね。どちらも良い点、悪い点はあると思います。「映画鑑賞」の場合は、自分も映画が好きだけど、どのような映画が好きな人なんだろう、と興味を持ってくれる場合もあれば、お互い映画好きでジャンルが違ったら困るなと思う場合もあるかもしれません。

逆に「アクション映画」の場合は相手も同じジャンルが好きなら一気に距離が縮まる可能性もありますし、別のジャンルが好きな人、そもそも映画に興味がない人にとってはその時点でマニアックなイメージになってしまい、付いていけないかもと思わせてしまう場合もあります。

結婚相手は趣味が合う人がいいというこだわりが強い方はしっかり具体的な内容まで落とし込んでアピールした方が求めている相手とコンタクトを取れる可能性がありますし、趣味はあくまでも自分の中のものなので、できるだけ幅広い人と会ってみてその中から気が合う人を探したいという場合はあまり絞り込まずに、少し抽象的くらいの方が良い場合もあります。

大切なのはあなたの情報を見た人が、もっと知りたい、会ってみたいと思われること、そしてあなたがどのような婚活スタイルでどのような人と出会っていきたいのかという方向性を決めていくことも大切です。

人の印象はそれぞれ異なるのでこう書いたらこのような印象になるというわけではありませんが、ご自身がイメージする理想の相手に出会う確率を高めるためにも研究を重ねながら更新していくのも良いかもしれません。自分のどの部分を切り取るかであって、それは決して嘘ではありません。

会ってみてお互いのイメージ通りだった!とうまくいくこともあれば逆にイメージと違ったことが良い方向に作用する場合もあります。 初めのうちは試行錯誤が必要かもしれませんが、多くの人とやりとりをしながら経験を積むことで見えてくることもあるので、地道に努力を重ねていきましょう。

まとめ

たかがプロフィール、されどプロフィール。こだわりを持って丁寧に記入をすることで、あなたの魅力をより相手の方に伝わりやすくなります。また、担当コンシェルジュにとってもあなたを理解することで、マッチするお相手選びの助けになりますし、あなたに変わって相手にアピールをしてくれることにも繋がります。

背伸びをしすぎた内容は後々自分の首を絞めかねないのでおすすめできませんが、興味を持ってもらうためのきっかけづくりとして、客観的に自分の良いところを探してわかりやすく表現することが大切です。

他の同性会員のプロフィールを見て参考にするのもアリです。コンシェルジュも親身に相談に乗ってくれる場合がほとんどなので、アドバイスをもらいながら、自分だけの魅力あるプロフィールを作成しましょう。