結婚相談所を利用しても「結婚できない男」の特徴

婚活ブームの高まりを受けて、結婚相談所店舗数も全国で4000を超え、その会員数も増えています。

一般的に婚活に熱くなっているのは女性のイメージがありますが、そのイメージのせいか、結婚相談所に登録する男性の中にはすぐに結婚できると思い込んでいる方も多いのだとか。しかし軽く考えている男性に限ってなかなか結婚できないという側面もあります。お金をかけて登録した結婚相談所なのに結婚できた/できない男性の違いはどこにあるのでしょうか。そうならないためにも、結婚相談所を利用中の方も、これから利用予定の方も、ぜひ参考にしてみてください。

とにかく理想が高い

結婚相談所というのは、結婚をしたいという確固たる目標をもって安くはないお金をかけてお相手を探したい方々の集まるところです。相談所の規模にもよりますが、大きいところだと40000人以上の会員を抱えているところもあります。そこで勘違いしてしまうのか、自分の高すぎる理想がすべて通ると思い込んでしまう男性がいます。

美人で明るくて優しくてポジティブ、家事が大好きで料理上手、働きに出ることも問題なく年収もそこそこにあり、夫の両親と同居も可能、というような女性を求めているとして、そういった女性が実際に会員として存在するとすれば、もちろんその女性は人気となるでしょう。

要するに、他の会員からもアプローチされることになるわけです。その女性にアプローチして、ご縁がなかったときにアドバイザーからは理想の女性の条件の中から一つ妥協点を求めてきたりアドバイスをしたりするものですが、結婚できない男性は往々にしてアドバイザーの意見を聞き入れません。

モテている気がしてくる

婚活に熱くなっている多くは女性、というイメージが強いことは先ほど触れましたが、結婚相談所においても大きな差はないものの、登録者数男女比で見ると、女性のほうが多いことがわかります。

数値データだけで見ると、女性が男性からアプローチされる数よりも、男性が女性からアプローチされる数のほうが多くなるわけです。そこで、勘違いが発生します。自分がモテている気になるのです。

結婚相談所ではその料金によって会いたいとアプローチできるお相手の人数が決まっていますが、アプローチする人数よりもアプローチされる人数の方が多くなってくると、当然「モテているんじゃないか」と嬉しくなるわけです。問題はその後です。真剣交際にまで至らないケースが多くなってきます。モテているのではないかと思いすぎて、お相手への気遣いなど基本的なことがおろそかになりがちなのです。

上から目線or卑下しすぎ

モテている気がしてくる、とも関連してきますが、そういった勘違いや自分への過大評価は女性に対して横柄な態度になりがちです。せっかく数あるプロフィールの中から選んで会いたいと申し込んでくださった方に対して扱いが雑になったり、上から目線になったりすれば当たり前ですがお相手は不快な気持ちになります。

また、逆に自分を低く評価しすぎてせっかく選んで会うことを申し込んでくださった女性の前で「僕なんか…」を連呼するような場合は、お相手も楽しい気持ちにはなれません。自信満々すぎても嫌われますし、自信がなさすぎても女性は困るものです。

まとめ

結婚相談所に登録しているのになかなか結婚できない男性、をご紹介しましたが、相手に対して思いやりを持てない方は男女問わず、また結婚相談所に限らずモテません。

結婚相談所に置いて常に忘れてはいけないことは、お相手も自分と同じように条件から相手を見定め、探していることです。お金をかけて生涯のパートナーとなるかもしれない人を探しているのは自分だけではないのです。本当に結婚をしたいと思うのならば、お相手に求めるだけでなく自分の身の程を知り、自分を磨くことも忘れないことが結婚への近道となるかもしれません。